3月の「ガス腹」にお悩みの方へ。胃腸と自律神経を内側から整える春の漢方習慣|いのちのくすりヴィータ
#この記事のまとめ
春先はお腹の張りやガスが溜まる「ガス腹」のご相談が増える季節です。
寒暖差や環境の変化によるストレスで自律神経が乱れ、胃腸の働きが低下することが原因の一つ。
物価高でご自身のケアを後回しにしがちな今こそ、家族を守る健康の土台づくりが大切ですね。
本記事では、薬剤師の北村佳子が、高価な漢方に頼り切るのではなく、生活習慣の見直しから根本原因にアプローチし、春の胃腸を整えるヒントをお伝えします。

春先の「お腹の張り・ガス腹」に悩んでいませんか?体を内側から整える春の過ごし方
皆様、こんにちは。いのちのくすりヴィータ、薬剤師の北村佳子です。
3月に入り、少しずつ春の陽気を感じられる日が増えてきましたね。しかしこの時期は、朝晩の寒暖差が激しく、進学や就職、異動など環境の変化も重なるため、私たちが思っている以上に心と体にストレスがかかりやすい季節でもあります。
そんな春先に、店頭でとても増えるのが「お腹が張って苦しい」「ガスがたまりやすい」「食後に胃腸が重い」といった、いわゆる“ガス腹”のご相談です。
なぜ、春はお腹が張りやすくなるの?
漢方の考え方では、春のガス腹や胃腸のトラブルは、「気(き)」の巡りと深く関係していると考えます。
ストレスや緊張を感じると、体の中の「気」の巡りが滞ってしまいます。
すると、胃腸の動きがスムーズにいかなくなり、結果としてお腹の膨満感や痛みが起こりやすくなるのです。
また、冬の間に溜め込んだ脂っこいお食事や、寒さによる運動不足も、胃腸の消化力を落としてしまう要因の一つです。

自分のことは後回しになっていませんか?
昨今はスーパーに行っても物価の高騰を感じる毎日で、ため息をついてしまうことも多いですよね。
日々の食卓や暮らしを維持するだけで精一杯で、「ちょっとお腹が張るくらい…」「自分の健康は後回しでいいわ」と、ご自身のSOSを見て見ぬ振りをしてしまうお気持ち、よ〜く分かります😭
でも、少しだけ考えてみてください。
ご自身が健康で笑顔でいられなければ、日々の暮らしや、大切なご家族を守り続けることはできません。
毎日の生活習慣を少し見直すだけでも、体はしっかりと応えてくれます。ご自身の健康こそが、一番の財産なのです。
漢方は「飲めば治る魔法の薬」ではありません
「漢方薬は保険がきかないから高価だし、なかなか手が出ない」とお考えの方もいらっしゃると思います。確かに、決して安いものではないかもしれません。
だからこそ、私は皆様にお伝えしています。「漢方薬は、飲めばそれだけで治るというものではありません」と。
いのちのくすりヴィータが大切にしているのは、不調の「根本的な原因」を見つめ直すことです。
- 冷たいものを飲みすぎていないか?
- 睡眠は足りているか、頑張りすぎていないか?
そういった日々の生活習慣や考え方を改善していくことが大前提であり、漢方薬はあくまでその「治ろうとする力」をサポートするお手伝い役です。

春の“ガス腹”を和らげる、暮らしのヒントと漢方サポート
対策として、まずは今日からできる生活習慣の見直しを始めてみましょう。
冷たい飲食はなるべく控え、温かいスープや消化のよいお食事で胃腸を優しくいたわってあげてください。
そして、気がついた時に深呼吸をしたり、少し歩いて軽い運動を取り入れたりすることで、滞った「気」の巡りを整えることが大切です。
その上で、どうしてもつらい時には、自然の生薬の力を借りるのも一つの方法です。
- 消化の働きを助けたい時に 消化不良が背景にある重苦しさには、胆汁の分泌を助ける「清中丹(せいちゅうたん)」などの消化薬が、胃腸の働きを優しくサポートしてくれます。
- ストレスや緊張からくる張りに 環境の変化によるストレス由来の張りには、自律神経のバランスを整える「翁丸(ハラハラ薬)」が心強い味方になってくれます。
- 強い緊張やキリキリとした痛みに キリキリとした強い違和感や、心身の緊張が強くこわばっているような場合には、「清心元(せいしんげん)」が体と心の高ぶりを鎮め、フッと楽にしてくれる働きが期待できます。
春は、万物が芽吹き、体の中も“巡る”季節です。
お腹からの小さなサインを見逃さず、早めのケアで、心も体も軽やかに春を満喫しましょう。
- 「今の私の症状には何が合うのかしら?」
- 「生活習慣、どこから直せばいい?」
と迷われた時は、どうぞお気軽にヴィータへご相談にいらしてくださいね。
じっくりとお話をお伺いし、あなたに合った健やかな暮らしへの第一歩を一緒に見つけていきましょう🌿✨
