金沢漢方店　佳子の部屋　第226・2024年10月号

『間をあける』。実はこれって、かなり大変です( ；∀；)
以前、ある人にこう言われました。

毎日の生活に、『間をあけてごらん』。
その頃の私の生活は、月曜から土曜まで朝から晩まで仕事三昧。
休みの日曜日は県外研修で２〜３月休みが無いなんて当たり前の生活です。

あの言葉を聞かずに同じ生活を繰り返していたら、
きっと体調を崩して今の私はここに居なかったと思います（笑）

『間』をあけるって、どういうこと？？？

いきなり間を空ける事に慣れてない私は、
月曜日を定休日にして強制的に休みを作る事にしたのですが、　　　　　　　　　　　　　　　　まあ〜その生活に慣れないこと�。
毎週月曜日は罪悪感との戦いです。

ところが、月日の経過と共に、間を空けることにも慣れてきて、
今では休むことへの罪悪感から、休めることへの感謝へと気持ちが大きく変化してきたのです。

そして、休みという『間』を作った事で、心にも体にも余裕ができ、
家族やお客様との関係にも穏やかな空気が流れるようになりました。

日常生活での『間』、人間関係の『間』。
目に見えない「空間」には、自分自身がとても心地良い状態でいられる要素が
いっぱい詰まっていました。
『間』をあけてみなければ分からなかった世界。
「何もしないをする」ことで、世界の見え方が変わりますね♪

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著作者：薬剤師・北村佳子

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