金沢漢方店　佳子の部屋　第225・2024年8月号

ぽっこりお腹は『毒素』の溜まり場！そう聞くとゾッとしませんか!?
毒素の主役は「内臓脂肪」。
内臓脂肪が増えると慢性的な炎症に繋がり、
糖尿病や動脈硬化などのリスクが増えてきてしまいます。

太っていないのに“お腹だけがぽっこり”という方もいらっしゃいますが、
ぽっこりお腹の原因の1つが、『筋肉の衰え』。
腹筋が減ってくると、内臓を支える力が減ってお腹がぽっこり出てきてしまいます。
また、結果として全身的な筋肉の減少も疑われることから、
将来的な病気や認知症、寝たきりなどのリスクにも。

ぽっこりお腹を放っておくことは、健康体とは言い切れませんね。

ぽっこりお腹の改善策としては、まずは『食べ過ぎ』を防ぐこと。
年を重ねて食べる量がずっと変わらないという方は明らかに食べ過ぎです。
腹八分に慣れて、足りない分はお腹の贅肉から栄養をリサイクル♪
そんなイメージで生活してみましょう♪

「加工食品」もお腹に溜まりやすい毒素の宝庫。
若い頃は解毒力も高く病気のリスクとして考えにくくても、
加工食品の害は、10～20年後にガンや糖尿、心臓病等として影響が出てくると言われています。

ファーストフードや、スーパーのお惣菜、インスタント食品、コンビニ弁当にスイーツ各種…
ほとんどの外食にも加工食品が使われています。
解毒力バツグンなのは、なんと言っても酵素断食。
3日間のファスティングでかなりスッキリしますが、
1日1食のプチ断食だけでもぽっこりお腹は改善してくれますよ♪

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著作者：薬剤師・北村佳子

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