佳子の部屋　第178・2020年10月号

コロナ禍の中でのリモート授業も終わり、ようやく息子の大学生活一人暮らしが始まります♪

うるさい親の監視下から逃れ、喜び＆楽しみで一杯かと思いきや、
彼は、一人暮らしを「面倒くさい」と言います。

新しい事を始める時は誰でも心が動くものですが、ワクワクしたり、ドキドキしたり、
不安でいっぱいだったり。
そんな心の動きを億劫に感じて『面倒くさい』となってしまうのかもしれませんね。

しかし、母は知っている！

キミが「面倒くさい」「いやだ」「やりたくない」…
そんな文句を言いながらも、行動した後の言葉が変化することを。

やってみたら、『なんか楽しかったわ～♪』…はいはい(笑)

最初から文句言わずにやれよ！！と喉元まで出そうな言葉を飲み込みながら今回も、
「とにかく生活してごらん♪」（笑顔が引きつる）

生きるための生活能力は、一人暮らしの中でかなり成長できると思っています。
炊事・洗濯・掃除などの身支度、一人で生活する体験は出来る事が増えて自信に繋がる事を、
私も自分の経験で感じています。

また、孤独な中で味わう人の温かさや有難み。
他人とのコミュニケーションも家族の中や同じ環境の中では、なかなか広がらないもの。

新たな人との出逢いや体験の中で成長できる喜び。
半年遅れの子離れに少し寂しさを感じながらも、私は私を育てよう！
二人の子が巣立った今、さらに仕事を楽しんじゃいます♪

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著作者：薬剤師・北村佳子

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