ぽっこりお腹とサヨナラ!秋の“出ない”悩みに『潤い』を。薬剤師が教える自然なスッキリ習慣

ぽっこりおなか

【秋のつらい便秘】その不調、腸の“乾燥”と“冷え”が原因かも?金沢市の薬剤師が教える「潤い腸活」

この記事のまとめ

朝晩の冷え込みと日中の暑さ、そんな激しい寒暖差で便秘が悪化していませんか?秋は空気が乾燥し、夏の胃腸疲れが出るため、お通じの悩みが増える季節です。漢方では特に「肺」の乾燥が「大腸」の潤い不足に繋がると考えます。この記事では、お金をかけずにできる「潤い腸活」の養生術と、市販薬に頼る前に知ってほしい根本的な体質改善について、薬剤師が解説します。

【本文】

こんにちは。金沢市の漢方薬局「いのちのくすりヴィータ」、薬剤師の北村佳子です。 10月に入り、金沢も秋らしい気候になってきましたね。朝晩は10℃台まで気温が下がり、一枚羽織るものが欠かせない一方、日中は25℃を超える汗ばむ陽気。激しい寒暖差についていくのが大変な時期です。 周りでは風邪をひいている方も増えてきましたが、実はこの時期、「急に便秘になった」「もともとの便秘が悪化した」というご相談がぐっと増えるのです。 「食欲の秋」なのに、お腹が張って食事が楽しめない…。 そのお悩み、季節のせいだと諦めずに、原因と対策を一緒に考えていきましょう。

なぜ秋になると便秘になりやすいの?3つの隠れた原因

秋になるとお通じが滞りやすくなるのには、この季節ならではの、はっきりとした理由があります。  
  1. 空気の乾燥と「肺・大腸」の深い関係
秋は空気が乾燥する季節。お肌や喉がカサカサするように、実は私たちの体の内側、特に「腸」も乾燥します。 漢方では「肺と大腸は表裏の関係」にあると考え、とても密接に繋がり合っています。呼吸によって乾燥した空気に常に触れている「肺」が潤いを失うと、その影響はパートナーである「大腸」にも及び、便の水分が奪われて硬く、出にくい状態になってしまうのです。 胃腸の冷え
  1. 夏の置き土産「胃腸の冷えと疲れ」
ひと夏、冷たい飲み物や食べ物で酷使された胃腸は、すっかり疲れ切っています。そのダメージが、涼しくなってきた今頃になって表面化し、腸の蠕動(ぜんどう)運動、つまり便を押し出す力が弱まってしまうのです。
  1. 季節の変わり目と「自律神経の乱れ」
日照時間が短くなることや、冒頭でお話ししたような激しい寒暖差は、私たちの体のリズムを整える自律神経を乱れさせます。腸の動きは自律神経によってコントロールされているため、その乱れが直接、排便リズムの崩れにつながるのです。

お金をかけずに今日から始める「うるおい腸活」養生術

つらい便秘を解消するために、まずは生活習慣を見直してみましょう。お金をかけずに始められる、秋におすすめの「潤い腸活」です。 1.朝の一杯と朝食で、腸を起こす 朝起きたら、まずはコップ一杯の白湯か常温の水を飲んで、眠っている腸に「朝だよ」と合図を送ってあげましょう。そして、朝食をしっかり食べることで、腸の蠕動運動が活発になり、自然な便意が促されます。   2.「潤す」「温める」「動かす」食事を意識する
  • 潤す食材:肺と大腸に潤いを与えてくれる、梨、りんご、はちみつ、白きくらげなどを意識して摂りましょう。
  • 温める食材:冷えた胃腸を元気にするために、生姜や長ねぎなどの薬味を活用したり、温かい味噌汁を毎日の食事に取り入れたりするのがおすすめです。
  • 動かす食材:言わずと知れた食物繊維です。旬のさつまいも、かぼちゃ、ごぼう、きのこ類などを積極的に食べましょう。
温かい味噌汁 ねぎ   3.適度な運動で、腸に刺激を ウォーキングや軽いストレッチは、腸の動きを活発にするのにとても効果的です。お腹周りをひねるような動きや、腹筋を意識した運動も取り入れてみましょう。  

市販薬の前に考えてほしいこと。漢方が目指す「“出せる”体づくり」

つらい便秘に、市販の下剤に頼ってしまう方は少なくありません。 もちろん、一時的に使うことは悪いことではありませんが、常用すると腸が刺激に慣れてしまい、薬なしでは出にくい体になってしまう可能性もあります。 下剤が、いわば外から無理やり便を出す「対処療法」だとすれば、漢方は、「なぜ出せないのか?」という根本原因に目を向け、あなた自身の力で“出せる”体づくりを目指すものです。 例えば、あなたの便秘は、
  • 腸が乾燥して、便がカチカチになっている「乾燥タイプ」ですか?
  • 腸が冷えて、動きが鈍くなっている「冷えタイプ」ですか?
  • ストレスで、腸がけいれんして便がコロコロになっている「ストレスタイプ」ですか?
漢方では、このように便秘のタイプを丁寧に見極め、腸を潤す、温める、気の巡りを良くするなど、一人ひとりの体質に合わせたアプローチで、自然な排便リズムを取り戻すお手伝いをします。  

長年のお通じの悩みに、本気で向き合いたいあなたへ

  • 「何日も出ないのが当たり前になってしまった」
  • 「市販薬が手放せず、この先どうなるのか不安…」
その深刻なお悩み、一人で抱え込まずに、ぜひ一度私たちにお聞かせください。 物価高の中、薬局に足を運ぶのは勇気がいることかもしれません。ですが、私たちの仕事は、ただ薬をお売りすることではありません。あなたの便の状態、食生活、体質、そして心の状態までをじっくりお聞きし、不調の根本原因を探るお手伝いをすることです。 その原因に合わせた食養生や生活習慣の改善アドバイスを聞くだけでも、お通じに変化を感じる方は少なくありません。 私たちは、本気で体質から変え、薬に頼らないスッキリとした毎日を目指したいと願うあなたと、真剣に向き合います。 その一歩が、長年の悩みから解放されるきっかけになるかもしれません。金沢の地で、あなたの「変わりたい」という想いを、心よりお待ちしております。

▶いのちのくすりヴィータの漢方相談

「いのちのくすりヴィータ」では、薬剤師である北村佳子が、お客様一人ひとりの体質や症状を丁寧に問診し、最適な漢方薬をご提案いたします。

漢方相談では、以下の点を重視しております。

  • 詳細な問診: 現在の症状だけでなく、過去の病歴や生活習慣なども詳しくお伺いします。
  • 体質の見極め: 東洋医学的な視点から、お客様の体質を分析します。
  • 丁寧な説明: 漢方薬の効果や服用方法について、分かりやすくご説明します。

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