『痛み』は、なぜ起きる?

「ひざ痛」「腰痛」「頭痛」など、
全身に起こる「痛み」はとってもツライもの。

しかし、「痛み」とは、カラダのキケンを知らせる大切な防御本能。
病気やケガなどで傷ついた細胞を治すために、
身体を動かさないよう警告を出して休養を促す、カラダからの悲鳴なのです。

ところが、
なかなかお休みのとれない私達は、カラダのSOSを無視して
安易に鎮痛薬を飲んで痛みを止めてしまいがちです。
(※痛み止め(解熱鎮痛剤)は体温を下げて血行不良を招きます)
そうすると、病気が慢性化したり、副作用として違う症状を引き寄せたりしてしまうのです。

〜痛みの種類は大きく分けて3種類〜
①神経障害性疼痛
神経が障害されて炎症が起こる痛み(坐骨神経痛など)
②侵害受容性疼痛
外部からの刺激や骨の変形、免疫などの刺激から炎症が起こる痛み(骨折・変形性ひざ関節症・関節リウマチ・ギックリ腰など)
③心因性疼痛
ストレスにより脳の伝達トラブルが起き全身に引き起こる痛み(首痛・肩痛・胃痛・腰痛・腹痛など)
年齢を問わず様々な原因によって起こる痛みですが、
痛くなるには、必ず原因があります。
放っておくと慢性的に痛みと付き合わなければなりません。
痛いから動かない⇨運動不足⇨血液や気が巡らない
⇨筋力低下⇨カラダを支えられず関節の負担が大きくなる⇨痛みが増す
このような痛みの負のスパイラルの他、
この痛みがいつまで続くの???といった心配や不安が
更なるストレスになり、痛みが慢性化することも多いのです。
ちょっとした痛みと軽く扱わずに
痛みの原因を探り根本的な改善を目指しましょうね!!!


