【秋の頭痛】鎮痛薬を飲む前に知ってほしい。あなたの痛みは温めるべき?冷やすべき?薬剤師が教えるタイプ別対処法

頭痛

この記事のまとめ

台風や秋雨前線による気圧の変化、激しい寒暖差…。 そんな秋の気候に合わせるように、頭痛に悩んでいませんか? 秋の頭痛は気圧や冷え、夏の疲れが原因で、痛み方によって対処法が異なります。 この記事では薬剤師が、あなたの頭痛タイプを見極めるヒントと、お金をかけずにできる養生術を解説。 鎮痛薬に頼る前に、根本的な体質改善を目指す漢方の考え方をご紹介します。

【本文】

こんにちは。金沢市の漢方薬局「いのちのくすりヴィータ」薬剤師の北村佳子です。 10月に入り、秋晴れの気持ち良い日と、台風や秋雨前線の影響で気圧がぐっと下がる日が交互にやってきますね。そんな天気の変化に敏感に反応して、「ズキンズキン」「ズーン…」とつらい頭痛に悩まされてはいないでしょうか。 「毎朝、天気予報アプリの気圧グラフをチェックするのが日課になっている」 「痛み止めを飲む回数が、この時期になると決まって増える」 そのお悩み、決してあなた一人だけのものではありません。 この季節は、一年で最も頭痛のご相談が増える時期でもあるのです。 今回は、なぜ秋になると頭痛が起きやすいのか、その原因と、ご自身のタイプに合わせた対処法について、漢方の知恵も交えながらお話しします。 秋の体調不良

なぜ秋は“頭痛の季節”なの?4つの原因

秋の空が「女心と秋の空」と例えられるように、この時期の気候は非常に移ろいやすいのが特徴です。その変化が、私たちの体に様々な影響を与えます。

  1. ジェットコースターのような「気圧の変化」 台風や秋雨前線が通過する際、気圧は大きく低下します。すると、体内の血管が拡張し、周囲の神経を圧迫することで、ズキンズキンと脈打つような片頭痛が引き起こされやすくなります。
  2. 体を混乱させる「寒暖差と冷え」 日中は汗ばむ陽気でも、朝晩はぐっと冷え込む…。この激しい寒暖差は、体温や血圧をコントロールする自律神経を疲弊させます。自律神経が乱れると、血管の収縮・拡張がうまくいかなくなり、頭痛の引き金となるのです。
  3. 「乾燥」した空気 秋の澄んだ空気は心地よいものですが、乾燥は私たちの体から潤いを奪います。喉や鼻の粘膜が乾燥して不快感が生じたり、体内の水分バランスが崩れたりすることも、頭痛を誘発する一因となります。
  4. 夏の置き土産「秋バテ」 夏の間に蓄積した胃腸の疲れや睡眠不足は、エネルギー不足(漢方でいう「気虚(ききょ)」)の状態を招きます。エネルギーが足りないと、頭や体を支える筋肉も緊張しやすく、ズーンと重い緊張型頭痛につながります。

気圧の変化

あなたの頭痛はどのタイプ?痛み方で分かるセルフチェック

頭痛と一言で言っても、原因や痛み方は人それぞれ。そして、実はタイプによって対処法が真逆になることもあるので注意が必要です。

  • こめかみや目の奥がズキンズキンと脈打つ → 片頭痛タイプ 気圧の変化や女性ホルモンの影響で血管が「拡張」して起こることが多いです。光や音に敏感になることも。
  • 後頭部や首筋がギューッと締め付けられる、重い → 緊張型頭痛タイプ 肩こりや冷え、ストレスなどで筋肉が「緊張」し、血流が悪くなることで起こります。
  • おでこの辺りが重い → 副鼻腔炎や自律神経の乱れタイプ 風邪やアレルギーで鼻の奥に炎症があったり、疲れが溜まっていたりするサインかもしれません。

その対処、間違っているかも?タイプ別「秋の頭痛」養生術

ご自身のタイプに合わせて、セルフケアを試してみましょう。

【片頭痛タイプ(ズキンズキン)さんへ】は「冷やす・静かに」

血管が拡張して痛みが出ているので、痛むこめかみなどを冷たいタオルで冷やし、光や音の刺激が少ない静かな場所で休みましょう。このタイプは、温めると逆効果になるので注意してください。  

【緊張型頭痛タイプ(ズーン)さんへ】は「温める・動かす」

血行不良が原因なので、蒸しタオルやシャワーで首や肩を温めましょう。軽いストレッチで肩周りをほぐすのも効果的です。  

【タイプを問わない共通の養生】

  • 食養生:神経を安定させるマグネシウム(ナッツ、海藻)やビタミンB群(玄米、豚肉)を意識して摂りましょう。体を潤す梨や大根、温める生姜などもおすすめです。
  • 生活習慣:規則正しい睡眠を心がけ、朝の光を浴びて自律神経を整えることが、全ての基本です。

 

鎮痛薬が手放せないあなたへ。漢方が目指す「痛みに振り回されない体づくり」

つらい痛みがある時、鎮痛薬は頼りになる存在です。しかし、薬を飲む回数が増えることに、不安を感じてはいませんか? 鎮痛薬が、今起きている痛みを一時的に抑えるものだとすれば、漢方は、「なぜあなたの体で、その痛みが起きやすいのか?」という根本的な土壌(体質)に目を向けます。 気圧の変化に影響されやすい「水」の滞り、寒暖差に弱い「自律神経」の乱れ、エネルギー不足など、痛みの背景にあるアンバランスを整え、頭痛そのものが起きにくい体づくりを目指すのが、漢方の考え方です。

「話すだけでも、楽になりますよ」- 悩みを抱えるあなたへ

「毎朝、天気予報と頭痛の心配をする生活は、本当に辛い…」 「物価高の中、薬局に相談に行くのも…」 そのお気持ち、よく分かります。ですが、一人で悩み、痛みに耐え続けているその時間が、もしかしたら一番もったいないことなのかもしれません。 私たち専門家に話すことで、長年抱えてきた悩みの原因がはっきりして、それだけで心がフッと軽くなることもあります。 漢方薬を無理にお勧めすることは決してありません。 まずは、あなたの声をお聞かせください。 痛み止めが手放せないこと、天気に振り回されて予定が立てられないこと、その不安や辛さを、まずは私たちに預けてみませんか。 私たちは、本気でこの痛みから解放されたいと願うあなたと、真剣に向き合います。 その一歩が、頭痛に悩まされない穏やかな毎日へと繋がるかもしれません。 金沢の地で、あなたの「変わりたい」という想いを、心よりお待ちしております。    

▶いのちのくすりヴィータの漢方相談

「いのちのくすりヴィータ」では、薬剤師である北村佳子が、お客様一人ひとりの体質や症状を丁寧に問診し、最適な漢方薬をご提案いたします。

漢方相談では、以下の点を重視しております。

  • 詳細な問診: 現在の症状だけでなく、過去の病歴や生活習慣なども詳しくお伺いします。
  • 体質の見極め: 東洋医学的な視点から、お客様の体質を分析します。
  • 丁寧な説明: 漢方薬の効果や服用方法について、分かりやすくご説明します。

【お問い合わせ承り中】

お電話またはメール、LINEにて、お気軽にお問い合わせください。 ※LINEでのお問い合わせは、いのちのくすりヴィータの公式LINEにてお友だち登録願います。 いのちのくすりヴィータ公式LINEはこちらから

 

【LINEでのオンラインカウンセリング】

LINEでオンラインでのカウンセリングを承っております。 詳しくはこちらから

 

You may also like